えさし郷土文化館について

えさし郷土文化館は、江刺地方に伝わる歴史遺産を守るとともに、地域の伝統文化を広く発信・普及するために、平成12年に設立された博物館機能と体験学習室をあわせ持つ総合交流施設です。

エントランス・センター棟

エントランスは採光に配慮した構造となっており、らせん階段かエレベーターで本館を目指します。エントランスとセンター棟は渡り廊下で接続され、ガラス張りの渡り廊下からは、「歴史公園えさし藤原の郷」や「夢の橋」を一望することができる空中回廊のようなデザインとなっています。

センター棟に入ると、雰囲気は一変して土壁に囲まれた農業紹介ホールが眼前に広がります。案内カウンターの手前には旧江刺郡内に所在した41ヵ村の巨大地図や、モニターに触れて操作するタッチパネルなどのビジュアル機材があり、楽しく学べるコーナーとなっています。

エントランスホール

農業紹介ホール

太古の昔から脈々と続いている江刺の稲作のルーツからその変遷、江刺の大地に適した農作物の紹介を通じて、今日の江刺型農業の構築に至るまで古代から近・現代へと先人たちが築き上げた江刺の農業の歴史を紹介しています。また、当時の人々が実際に使っていた実物資料も豊富に展示しており、江刺の文化とそこに暮らす人々の生活を楽しみながら学ぶことができます。

農業紹介ホール

奥の院

北上川中流域東岸の旧江刺郡域で発展した仏教文化を紹介する展示室です。

平安時代造像の仏尊の複製展示をはじめ、旧江刺郡内に所在する古刹・名跡の紹介。また、奥州藤原氏関連遺跡から出土した考古資料なども展示しています。

さらに、中善小原家に伝わる江戸時代の西国・坂東・秩父から成る、観音巡礼札所100ヵ所の尊像を全て揃えた101躯の「中善観音」や奉納された掲額類など貴重な文化財が数多く展示されており、江刺地方の信仰の歴史を伝えています。

奥の院

第二展示室

第二展示室では、市民文化の向上と江刺地方の歴史と文化の普及をテーマに企画展を年間通じて開催しています。

第二展示室

体験学習室

地域のインストラクターの指導による体験学習が常時行われています。

そば打ち・さき織り・陶芸・おやつ作り・竹とんぼ作り・染め物・もちつきなど、手作りの温もりと面白さを味わいながら、江刺の伝統の技と文化に触れることができます。

そば打ち、さき織り、陶芸、おやつ作り、竹とんぼ作り、染め物、もちつき等の体験学習を行う施設です。その他にも、夏休みや冬休みに特別体験教室も開催しております。また、養蚕関連の資料展示や古民家の囲炉裏の間を復元した空間では、江刺地方の農家の雰囲気を味わうことができます。

囲炉裏の間

近世から昭和初期まで続いた江刺地方の民家の踏み込み炉と板の間を復元したものです。
当時の多くの家には台所と土間の境に炉があり、煮炊きや暖を取るのに使用していました。また、農作業などの合間に土足のまま炉端に腰を下ろすことができるのが特徴です。

はた織り機

はた織り機は織物を作るための道具で、糸を縦横に組み合わせながら布地を作ります。
当館の体験学習室には明治頃から昭和初期まで使用されていたはた織り機6台があり、現在もさき織り体験で活用されています。

開発室

調理器具や真空パック機などを完備した開発室はそば打ち体験やおやつ作り体験の調理に使用します。その他、地元の食品加工グループをはじめ一般の方々にも利用開放(有料)しています。

体験学習室 体験学習室

研修室

音響機器やビデオプロジェクターを完備した研修室は、「講演会」や「写経教室」などの各種文化講座や会議のほか、体験活動や企画展会場としても使用しています。

研修室

催し物

研修室で行われる研修会や講座などの催し物以外にも、農業紹介ホールを利用して開催される「コンサート」、夏休みや冬休みを中心に、主に子どもたちを対象に開かれる「特別体験教室」など、さまざまな催し物を開催しています。

催し物

ミュージアムショップ

さき織りのポーチやコースター、染め物ハンカチなど、個性豊かな手作りのオリジナルグッズをはじめ、企画展図録や冊子など当館でしか入手できない商品が多数販売されております。

ミュージアムショップ

歴史公園「えさし藤原の郷」との共通入場券もあり、レストハウス「お休み処えさし藤原の郷」も隣接。また、周辺の文化施設や史跡などの見学と合わせると、江刺の歴史や文化を1日たっぷり楽しむことができます。このホームページで情報をチェックして、ぜひご来館下さい。