地域史研究講座2021

奥州市に係る研究者の調査活動や市教育委員会による「歴史資料等調査記録事業」から判明した地域の歴史・文化的特質について、広く情報発信いたします。
全3回。要事前予約(各回定員40名)。会場での聴講のほか、奥州市公式YouTubeチャンネルにて無料同時配信も実施いたします。

会場
えさし郷土文化館 研修室
定員
各回40名(定員となり次第、お申込みを閉め切らせて頂きます)
資料代
各回300円(入館料込)
申込先
えさし郷土文化館
TEL:0197(31)1600 受付時間9:00~17:00
E-mail:denchoku@pon.waiwai-net.ne.jp
(Eメールでお申込みの際は、氏名、連絡先、居住地を必ず明記願います)

1.開催日程

(1) 第1回 令和3年1月24日(日) 13:00~17:00
学術野営2020 in 奥州市 スピンオフ(市民向け成果報告会)

① 講演
1 「地域の歴史資料をのこすために―自治体史編さんの経験から」
  久留島浩 氏(国立歴史民俗博物館 特任教授・前館長)

② 報告
2-1「被災時における資料喪失」
  川内淳史 氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)

2-2「日常時・平時における資料喪失」
  山内利秋 氏(九州保険福祉大学 准教授)

2-3「資料の活用と普及」
  原嶋亮輔 氏(Root Design Office 代表)

2-4「新型コロナウイルス流行後の社会における資料保存・活用」
  川邊咲子 氏(国立歴史民俗博物館 研究員)

③ 討議:登壇者全員

 

(2) 第2回 令和3年2月28日(日) 13:00~17:00
「奥州市記録資料調査事業報告会」

報告
1 「歴史資料等調査記録事業について」
  高橋和孝(奥州市教育委員会事務局歴史遺産課 学芸員)

2 「奥州市内における文化財建造物調査について」
  川田啓介(奥州市牛の博物館 館長補佐兼上席主任学芸員)

3 「産官学三者覚書及びkhirinについて」
  後藤 真 氏(国立歴史民俗博物館 准教授)

4 「公有古文書等歴史史料調査について」
  堀井美里 氏(合同会社AMANE 業務執行社員)

5 「おだき文化財整理室所蔵の民具調査について」
  寺尾承子 氏(合同会社AMANE 学術専門員)

※コーディネーター 野坂晃平(えさし郷土文化館 課長補佐)
 

(3) 第3回 令和3年3月21日(日) 13:00~17:00
テーマ「奥州市内における近現代史料調査最前線」

論題・登壇者
1 「斎藤實記念館の未公開資料の調査実績と今後の活用について」
  麻田雅文 氏(岩手大学人文社会科学部 准教授)

2 「後藤新平文書を調査する面白さ」
  伏見岳人 氏(東北大学大学院法学研究科 教授)

3 「奥州市内における近現代史料の特徴と調査」
  高橋和孝(奥州市教育委員会事務局歴史遺産課 学芸員)

※コーディネーター 野坂晃平(えさし郷土文化館課長補佐)

 

2.オンライン併催について

本事業は「産学官連携事業」の支援を受け、オンラインによる無料同時配信も行います。【奥州市公式YouTubeチャンネル】から、ご自由にご視聴下さい。
PC、スマートフォン、タブレット等から視聴可能です。なお、当日配布資料は、当館webページからダウンロード(無料)してご活用頂けます。

奥州市公式YouTubeチャンネル
【奥州市公式YouTubeチャンネル】

第1回
https://youtu.be/i8jsZhM5Y5M

第2回
https://youtu.be/-qmWlp3Dtfg

第3回
https://youtu.be/SPKQRPbJpOA

 

3.感染症予防・拡大防止対策について

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止の観点から、開催中止や定員変更となる場合があります。えさし郷土文化館のwebページおよびSNS公式アカウントにて開催状況をご確認下さい。電話でのお問合せにも対応いたします。また、ご来館に際しましては、当館が定める感染症予防・拡大防止対策に従って頂きますようご協力をお願い申し上げます。

えさし郷土文化館の感染症予防・拡大防止対策について

 

4.主催

奥州市教育委員会(主管:歴史遺産課)、えさし郷土文化館

 

5.協力

産学官連携に基づく地域資料継承支援事業
国立歴史民俗博物館 メタ資料学研究センター