没後50年を越えて 豪鳳特別展

岩谷堂の中町に生まれ育った日本画家、及川豪鳳が「筆一貫」の書を遺して75年の生涯を閉じてから今年の4月29日で51年目を迎えます。そこで、没後50年の節目を越えたところで、今一度、及川豪鳳の遺作を通じ、地域の先人としての事績を振り返ろうと中町振興会有志(地域遺産顕彰会)主催による「豪鳳特別展」が当館を会場に開催されます。
及川豪鳳の画風は花鳥画や仏画に優品がみられますが、自らは画会(展示販売)を好まず、むしろ頼まれれば、その依頼主を訪ねて何でも描いたため、江刺地域を中心に掛幅や襖絵など、確認されているだけでも200点以上もの作品が所在していることでも知られています。
本展は郷土画人、及川豪鳳による作品群の魅力に接する貴重な機会となります。是非ともご観覧下さい。

会期
2021年4月29日(木)~5月9日(日)
会場
えさし郷土文化館
(岩手県奥州市江刺岩谷堂字小名丸102-1/℡ 0197-31-1600)
主催
中町振興会有志(地域遺産顕彰会)
協賛
中町振興会、えさし郷土文化館
入館料
通常の入館料金でご観覧頂けます。